東京6大学平成17年度春のリーグ戦で、母校OB佐藤翔君(H16卒)が活躍

【報知新聞より】
慶大 雪辱逆王手
東京六大学野球最終週第2日
 慶大が雪辱し、逆王手をかけた。佐藤翔外野手が2試合連続本塁打に、決勝の押し出し死球と2打点の活躍。また岡崎祥昊捕手は先 制の適時打を含む2安打1打点で、打撃3冠でトップに立った。30日の3回戦で慶大が勝てば2季連続32度目の、早大が勝てば3 季ぶり37度目の優勝が決まる。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
慶大 1 0 2 0 1 0 2 0 0 6
早大 0 0 0 2 0 2 0 0 0 4
[勝]中根4試合3勝
[敗]大谷5試合1勝2敗
[本]佐藤翔2号(佐竹)

 若き血も呼応する。2年生スラッガー・佐藤翔が5回、2戦連続となるソロ弾。7回には押し出し死球で決勝点をもたらした。「こ の観衆の前で燃えるものがありました」前日よりさらに多い3万7000人の観衆の視線をくぎ付けにした。

佐藤翔

【日刊スポーツより】
慶大が逆王手/東京6大学
<東京6大学野球>◇最終週2日目◇29日◇神宮

  同点とされた直後の7回表1死満塁。打席には190センチ、85キロの大型スラッガー、佐藤翔が入った。男を上げる最高の場 面。2球目だった。早大・大谷の投じた変化球が高めにすっぽ抜け、ヘルメットを直撃した。
 「痛かったけど、点が入ったんで痛くないです」。ラッキーボーイとなった慶応ボーイは苦笑いしながら決勝点となった押し出し死 球を振り返った。5回には「豪快に振るのが僕の持ち味なので」と、左翼へ2試合連続の1発も放ち、チームの勝利に貢献した。

 2年生ながら開幕から主砲として期待されていた。しかし4月23、24日の明大戦でスタメン起用されながら活躍できず控えにま わっていた。そして迎えた早慶戦。前日28日の1回戦でリーグ戦1号となる代打アーチを放ち、再びスタメン出場をつかんだ。「大 舞台に強い方ではないんですが、勝利に貢献できて本当にうれしい」と照れ笑いを浮かべた。「明日は絶対勝ちたい。頭は大丈夫です よ」と、今日30日の優勝決定戦での活躍を誓った。

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